春の星空

tricyrtis2011-03-21

あの忌まわしい地震津波から、もう10日が経ったのですね。
この間、福島原発の状態にハラハラしたり、一喜一憂しながら、
寒さと空腹、そして、何より、大切な人を亡くした哀しみ、見えない未来への不安に、心安らぐことのない多くの人々に、黙って、心を添わせ続けています。

それでも、TAO Cafeの周辺の山々では、ヤマザクラが一斉に花を開き始めました。
確かな季節の巡り、そして、木々や花々の芽吹きが、
被災者の方々への無言のエールになってくれればと願わずにはいられません。

四年前、ここが、まだ自然のままの森だったころ
丘の上にたたずんで夜を迎え、ふと、気付いたら、満天の星が降るように輝いていたのを思い出します。
あらゆる人工のものを取り払った時に、初めて見えてくるものがある。

今回の大震災では、ツイッタ―やブログが活躍していますが
そんな、なか、仙台市の人が発した、こんなつぶやきが、心に染みます。

「暗すぎて、今まで見たことがないくらい星が綺麗だよ。仙台のみんな、上を向くんだ」

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