2011-01-01から1年間の記事一覧

Merry Christmas !

キッチンの窓辺に、クリスマスを飾ってみました。男の子と女の子の人形は、デンマークのアンネ・ベアテ・デザインの「ニッセ」。北欧に昔から伝わり、家の納屋に住みついて、その家に幸福をもたらすと言われているそうですが、職人の手で作られる繊細さが、…

冬の食材

先週末の牧之原は氷点下まで冷え込みました。この冬一番の寒さです。空は晴れ渡って、太陽が昇ると同時に気温も上がり、鹿児島湾も桜島もくっきり。冷え込みは放射冷却も手伝ったのかも知れませんね。 この好天に誘われて、近所の物産館「ふくふく舘」へ。 …

森の学校

キラキラと朝日が差して、森の学校の朝の始まりって感じですね。 24の瞳、12の笑顔、のウサギたち。 福岡から鹿児島に赴任されて、7年の時を過ごされて、昨日、福岡へお引越しされたエイコさん。彼女の手作りのウサギです。以前、プレゼントにいただいて、ち…

日溜まりの紅葉

デッキの向かい、切り払った山の斜面に残された一本が紅葉しました。3年前、琵琶湖畔に住む米人画家のブライアン・ウィリアムズさんが、 電気工事車のクレーン上からカフェの全景を描いて下さったのを思い出します。確か11月の下旬でしたが、その時にちょう…

干し柿の庭

週末の午後、干し柿を作りました。昨年に続いて、二回目です。大ぶりの柿の皮をむいて、熱湯にくぐらせ、畑用のワラ縄にヘタを引っかけて出来上がり。庭木に棒を渡して吊るしてみると、冬支度の風情がありますね。 干し柿は食物繊維が豊富で整腸作用も抜群と…

野茨の季節

季節は、晩秋から初冬へ… 近くの野原のあちこちでノイバラの赤い実が目立つようになりました。 野茨はバラの原種と聞いたことがありますが、もうひとつ、生命力が強いことでも知られ、草原を焼き払った後に、まず最初に芽を吹き出すのが野茨だそうです。焼け…

初冬の芽吹き

ちょっと多忙になったのにかまけてしまって、ブログもすっかりご無沙汰です。 はっと気がつくと、今年も残り一ヶ月半…繁華街では、早くもジングルベルの音が響き始めて、何だか追い立てられるような気分になってしまいます。鹿児島も昨日から急に寒くなって…

秋の収穫祭!

好天の朝、庭に出て深呼吸しながら上空を見上げたら、巨大なムカゴが目に飛び込んできました。 今年も季節がやってきたわと、早速収穫へ。 軍手をはめてビニール傘を逆さに持ち、高いところのムカゴの蔓を棒で優しくトントンと叩くと、リズミカルに落ちてく…

穏やかな昼下がり

この3連休、牧之原の丘の上も好天に恵まれました。秋風に誘われるように、今年初めて、ムカゴ採りを楽しんだり、森の中で咲いていた野紺菊やシシウドを庭先に移植したり…。庭のあちこちで、自生のツワブキが黄色い花を咲かせ始めました。確かな季節の巡りを…

豊漁の秋

この三連休、丘の上は最高の秋日和に恵まれました。朝夕は一気に冷え込み始めて、今年はいつになく秋が早足でやってきているようです。 そんな好天の中、Caféの目の前に広がる鹿児島湾奥でご覧のような大漁! ハガツオ、小振りのタイ、サバ、アジ、イトヨリ…

黄昏ススキ

鹿児島市内は記録的な降灰に見舞われて、目も開けてられないほど。 地方気象台が現在位置で桜島の火山灰の観測を始めて以来、史上三位の降灰だそうです。 朝に夕に、どこから眺めてもどっしりと落ち着いて、心を元気づけてくれる桜島ですが、火山灰を振り撒…

夕影絵

このところの鹿児島は、抜けるような青空が広がって、秋が早足で忍び寄っています。 庭では彼岸花も咲き始めました。 そんなある夕暮れ、キッチンでふと包丁を止めて、西日を避けるために閉めていた障子を見たら、窓外のクヌギの影がくっきりと…思いがけない…

新しい道

この家の門番のように立っているネムノキとクリの木。その間を縫うようにつながる道に可愛い玉砂利を敷きました。ちょうど満開のヤブランがとてもお似合いです。裏の森の南側斜面は、ヤマツツジの群落を残して、さらにスギやヒノキが伐採されて、以前の面影…

クランブルケーキ

この夏、ここ牧の原の物産館「ふくふく館」で、珍しいプラムを見つけました。 見た目にも美味しそうなその名は、「七郎桃」。 お店の方に伺うと、牧の原でしか生産されていないとのこと。 なるべく土地の食材を使ったもので作りたいので、 カフェのお菓子に…

化粧直し

南から九州・沖縄をうかがっていた台風も西に逸れて、この週末の牧之原は真夏の日差しが戻りました。 この好天を機会に、Cafeの下、散策道を降りた一角で、森の化粧直しをしてもらいました。 ここには、テーブルとチェアが置いてあるのですが、生い茂る木々…

夏祭り

このお盆休み、鹿児島は晴れたらと思ったら、叩きつけるような激しい雨…不安定なお天気に揺さぶられました。 そんな中、Cafeのある牧之原では夏祭りが。 ご近所の空き地にステージが設けられ、露店もズラリ。数えた訳ではありませんが、少なく見積もっても、…

秋の気配

はるか南、沖縄付近を通過中の台風の影響で、雨風が少し強まってきました。台風といえば秋のイメージだったのですが… そんな台風余波の風に、女郎花(おみなえし)が揺れています。五弁の清楚な花は、万葉の昔から詠われてきた秋の七草のひとつ。黄色の粒々…

森のめぐみ

霧島の方から、季節の到来物、山桃をいただきました。 この時期、大量の実が落ちて、真っ赤な絨毯のように映るそうです。 早速、白ワイン・洗双糖・リンゴ酢を入れてコンポートに。 時間を置くほどに煮汁が真っ赤に染まって、ガラスの器に涼しげです。木の魅…

カボチャプリン

地元の物産館に、大小様々なカボチャが並び始めました。 こういう場所では、スーパーに並ぶようなカットされたものは出ていません! 中身を窺うように、しばらくカボチャとにらめっこ。 当てにならない目利きで、ヘタが綺麗に枯れたものを選び,糖化がピーク…

VitaminC !

各地で梅雨が開け、連日、猛暑注意のニュースが流れていますね。 異常気象に渇いているのは、自然界も同じ。 暑さに参る花々の中で、雑草は存在を自己主張するように、見事にたくましく成長しています。どんなに暑くても庭作業をサボるわけにはいかず、紫外…

初夏の西空

梅雨明けの空に、真っ赤に燃える太陽が沈んでいきます。ちょうど、この時期は、姶良市の重富付近の山に西日が傾いて その輝きが、鹿児島湾に一筋の「赤い道」を描いてくれます。 きょうのお客さまに、土地の風景・紅茶・お菓子など、喜んでいただけたかなぁ…

デッキチェア

南側の山の緑に向かって置かれたデッキチェアとテーブル、もう3年以上使っています。チーク材ですが、一年中、雨や風や露、陽光にさらされながら、じわじわと味わいを深くしていくのが不思議です。時間を刻み、歳月を重ねることで、一段と深みを増す…素敵な…

夏は来ぬ

梅雨が明けたのに、まるで戻り梅雨のような日が続いています。そんな中、この週末は、久しぶりに庭の手入れに精を出しました。 紫陽花は一部、盛りを過ぎましたが、アプローチではアガパンサスやヘメロカリスが咲き始めています。昨年は、長雨にたたられて、…

梅雨明け!

ようやく梅雨が明けましたね。 これは梅雨明け前日の一こま。 山の神さまに、梅雨明けを歌でお願いしていたのかもしれません。♪ Rain, rain, go away come again another day Little Brownie wants to play, rain rain go away ブラウニー、願いが叶って良か…

黒酢の里の源流

九州南部は警報が出続けて、この週末の牧之原も、断続的に猛烈な雨に見舞われています。 それでも、時折、霧が晴れると、瑞々しい緑の中に、アジサイの花のさまざまな彩りが鮮やかに浮かび上がって、しばし、見とれてしまいます。 記録的な長雨に、デッキ前…

ブラックベリー

沖縄は史上最速で梅雨明けしましたが、その梅雨前線が九州に居座って、ここのところ、雨の日ばかり。庭の花たちや木々も「もう雨はたくさん!」とンザリしている様子です。 アヤメが終わって、紫陽花と競うように黄菖蒲と杜若(カキツバタ)が咲き始めて、雨…

フィトンチッド

昨日のCafeは初夏の日差しが降り注ぎました。 デッキの先から山の階段を下りて、久しぶりに山道を歩くと、爽やかな香気が身体を包んでくれます。フィトンチッドの効果なのでしょうか。 森林浴の清々しさをもたらしてくれるフィトンチッドは、木々の幹や葉か…

うれしい宅配便

台風2号の接近で、朝から雨が降りしきる一日になりました。どうやら、明日の夜に最接近しそうです。ちょうど、ここ牧之原の東側海上を抜けるという予報で、せっかく咲いていた花たちが暴風に折れたり、散ったりしてしまわないかと心配です。そんな雨の中、う…

清水寺の夜

五月もあっという間に駈け過ぎて、梅雨が目前です。 丘の上も、アヤメやウツギ、コデマリ、オオデマリの花が盛りを過ぎて、ヤマボウシやエゴノキの白い花が咲き始めています。 そうそう、今朝は今年初めてアカショウビンの鳴き声を聞きました。お帰りなさい…

紫の季節

デッキの目の前で咲き誇っていたヤマフジが、盛りを過ぎて、とって代わるように庭のあちこちでアヤメが花を開き始めました。 爽やかなこの季節の初々しい緑に、アヤメの紫がとても似合います。 アヤメを追うように、白アヤメが細長い蕾を膨らませ始め、黄菖…