夕焼け噴火

牧之原の丘の魅力の一つは、南西約15キロにそびえる桜島の姿でしょうか。
鹿児島といえば桜島、といわれるほど全国的に知られた活火山ですが、ほとんどの画像は鹿児島市側から撮影されたもの。ここから見えるのは、その丁度反対側からの眺めになります。

鹿児島市側から見る姿と違って、なだらかな稜線が美しく、どちらかというと女性的な感じがします。

その桜島の昭和火口の爆発が、今年に入って170回余り。火口と向き合う牧之原では、噴火のたびに空振と呼ばれる爆発の衝撃波と爆発音が響き渡ります。地球は生きている…って実感しますね。

春の夕暮れ、爆発による噴煙のシルエットです。