雑木林の花が

tricyrtis2010-05-17

カフェを訪ねるお客様の楽しみは、もちろん、北欧紅茶もありますが、
それに加えて、カフェを囲む庭とその下に広がる山の緑の中を散策することのようです。
この季節、谷間の沢につながる山道を歩いていて、
ふと、道の枯葉の上に、白い可憐な花が落ちているのを見つけました。
見上げると、傍のエゴノキの小枝の先端に、房状に白い花が一斉にぶら下がって、こちらを見下ろしています。
優しい香りも漂って、思わず足を止め、見とれてしまいました。
エゴノキは、全国各地の雑木林で見られる樹木で、5月になると白や赤の清楚な花を咲かせます。
カフェの前庭にも二本、立っていますが、目をこらして探してみたら
山林のあちこちにエゴノキが。
そういえば、もう、ヤマボウシも花を咲かせ始めました。
紅茶をいただきながら、薫風に揺れる木の花を眺める・・贅沢なひとときです。

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