秋の収穫祭!

tricyrtis2011-10-17

好天の朝、庭に出て深呼吸しながら上空を見上げたら、巨大なムカゴが目に飛び込んできました。
今年も季節がやってきたわと、早速収穫へ。
軍手をはめてビニール傘を逆さに持ち、高いところのムカゴの蔓を棒で優しくトントンと叩くと、リズミカルに落ちてくる音に心躍ります。
勢い余って地面に落ちたものは、すかさずブラウニーがパクパクとお口へ。
今年の初物は、こんなに大きな粒揃い!。
初物の収穫へ感謝を込めて、食い気だけでは申し訳ないと、庭の草花を添えました。ボタンヅル、野紺菊、紫露草、水引き、金水引き・・、名前分からずの草花。

ムカゴは零余子と書く、山芋の蔓に点在する実。この蔓の地下深くに自然薯が眠っているはずですが、未だ掘リ当てたことはありません。

鹿児島弁に「山芋を掘る」という方言があります。お酒に酔って、同じ事を何回もうだうだとしつこく言う様を言ったもので、深いところにある山芋を掘るとき、芋を傷つけないように、時間をかけてじわじわと掘っていく様子から来ているようです。自然薯やムカゴの美味しさからすると、「酔っ払い」さんへの表現に違和感がありますが・・。

毎年繰り返される自然の風景に頭を下げて、まずはムカゴご飯にしていただきました。

HPはこちら

 http://www.synapse.ne.jp/taocafe/taocafe/Welcome.html