森の学校

tricyrtis2011-12-14

キラキラと朝日が差して、森の学校の朝の始まりって感じですね。
24の瞳、12の笑顔、のウサギたち。
福岡から鹿児島に赴任されて、7年の時を過ごされて、昨日、福岡へお引越しされたエイコさん。彼女の手作りのウサギです。以前、プレゼントにいただいて、ちょっとイビツでたまらなく愛おしい表情に一目惚れして、今回、製作をお願いしました。
身につけている洋服は、リバティのものや、彼女の昔のスカートだったものだそう。胸のボタンは、捜し歩いてようやく古いお店ののボタンコーナーで見つけられたとか。ひと針ひと針に、作り手の愛情を感じてしまいます。

彼女から聞いたお話。
以前、小さい女の子にこのウサギをあげたら、特別喜ぶ感じでもなかったそうで、気に入らなかったかしらと思ったそうです。後日談で、その女の子、ご両親が寝室を覗いたら、ウサギを大事に抱いて眠っていたそう。微笑ましい光景が浮かびました。

女の子は誰でも、小さい時にお人形を抱いて眠った記憶がありますね。私は兄の影響で幼少の頃はオテンバでしたが、母が買ってくれた目が開いたり閉じたりするお人形を、どこに行くにも一緒に持ち歩いた記憶があります。女の子の話を聞きながら、当時を思い出しました。

このウサギ、来春、新たな環境で生活をスタートする、長いお付き合いの子どもたち12人へ贈る予定です。
何かと不安や緊張を抱えるその時期、女の子のように抱いて眠るかしら・・!


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