冬の食材

tricyrtis2011-12-19

先週末の牧之原は氷点下まで冷え込みました。この冬一番の寒さです。空は晴れ渡って、太陽が昇ると同時に気温も上がり、鹿児島湾も桜島もくっきり。冷え込みは放射冷却も手伝ったのかも知れませんね。
この好天に誘われて、近所の物産館「ふくふく舘」へ。
籠にあるのは、この時期の旬の野菜たち!今年の秋もムカゴをたくさん食しましたが、その根元、土の深い深いところにある、長さ60?センチ程の自然薯が堂々と横たわっています。他には、今朝採れたばかりのホウレンソウに里芋、サツマイモの「紅はるか」(薪ストーブで蒸し焼きにすると、ねっとり美味しい!)、黄色のカリフラワー、温室イチゴ、それに烏骨鶏の卵とゆべし(柚餅子)…。どれもこれも、ここ牧之原で作られたものばかりで、新鮮なうえに、何しろ安いのです。
身土不二という言葉がありますが、同様に、「一里以内で採れたものを食べなさい」という教えもあります。その土地で息をし、身体を動かし、心を磨くには、その土地が育んだものをいただくのが一番、ということなのでしょうね。年の瀬を迎えたひととき、慌しい毎日を離れて、台地の恵みに感謝しながらキッチンに立ちました。

≪お知らせです≫
そろそろ牧の原も気温が下がり、例年のように、凍結や積雪の道路状況が気になる時期になりました。カフェは、来年の2月頃までお休みに入ります。再びオープンする際はブログでお知らせします。ブログは牧之原の冬の暮らしを綴りますので、時折、覗いてくださいね。不定期でオープンしますカフェですが、今年も多くの方々にお越しいただきました。ありがとうございました。多謝!