トクサ

薪置き場の前に植えた木賊（トクサ）が、高さ170センチほどになりました。ここは緑陰の植物の緑が、夏に際立つ場所です。今がピークのヤブランの紫の花と、ヤマモミジの緑を入れて写してみました。
このトクサ、生け花に使うことくらいしか知りませんでしたが、調べてみると、とっても優秀な植物なんですね。表面に細かい突起があるそうで、乾燥させたものを研磨剤として使うそうです。そこから砥草（トクサ）、歯磨草（はみがきぐさ）とも。
乾燥して茶色になったトクサは、最も細かい紙やすりと同じように使われるそうで、身だしなみを気遣った滝廉太郎は、常々、トクサで爪を磨いていたそうです。私も早速、乾燥させて、庭のテーブルや椅子を磨いてみようかしら？　ついでに爪も！！