半干し野菜

tricyrtis2012-10-13

澄み渡った秋らしい空のもと、霧島の麓をドライブしていると、あちこちで稲刈りの真っ最中です。
子どもたちも混じって、家族総出でカマを振るい、長い稲架にズラリと掛けての天日干し。いつの時代も変わらない、懐かしい農村の収穫風景ですね。新米をいただける季節。小さい頃、ご飯を残していると、「お百姓さんが丹精込めて作ったお米、残さず食べなさい」と、食の姿勢には特に厳しかった亡き父を思い出します。

そんな秋の日差しに誘われるように、午後からデッキで、朝採りのインゲン、シイタケ、カブ、そしてパセリまで、笊いっぱいに広げました。急速に干される夏とは違って、柔らかな秋の日差しをいただいて、程よく半干しになる野菜たち…。きょうの日差しだと2時間くらいかな。優しい秋の午後です。