夏の黄昏

言うまいと 思へど 今日の暑さかな

鹿児島は、連日、すさまじいまでの猛暑が続いています。暑さもですが、梅雨明け以来、この一か月、ほとんど雨も降っていません。標高400mで、平地に比べて4、5度は低い牧之原台地も、このところ連日30度を超えて、日中の畑や庭の作業はお休みです。

それでも、太陽が鹿児島湾の西に傾き始めると、ヒグラシの鳴き声が森を包み、早くも目の前をアカトンボが舞い始めて、ようやく涼しい風が吹き抜けます。

デッキから、クヌギの木越しに眺めた真夏の落日を撮りました。

あと5日で、立秋。こんな異常な暑さの中でも、季節はゆっくりと巡っているんですね。