2010-01-01から1年間の記事一覧

薄紅葵 ウスベニアオイ

カフェのデッキ横に、小さなハーブ畑があります。カフェでお出しするスコーン、ゴマケーキ、ニンジンケーキにも、この畑で摘んだハーブが添えられます。種を蒔いたり苗を植えたりしながら3年。今年は土が見えないくらい、所狭しと成長しています。 可憐な小…

HPにギャラリーが

CafeのHomepageで写真ギャラリーがスタートしました。庭と周辺の野山に咲く花々や緑いっぱいの五月の風景をお楽しみください。看板娘の画像も初めて登場しています。HPはこちらhttp://www.synapse.ne.jp/taocafe/taocafe/Welcome.html

夜明けの月の橋

ようやく東の空が白み始めようとする時刻、TAO Cafeの丘から見えた月です。 湖面のように静まった夜明けの鹿児島湾。その海面に一本の橋のように月光が映し出されて、思わず息をのんでしまいました。 月は英語でMoon、ラテン語でLuna・・じっと見つめている…

散策路

Caféの裏は一面の照葉樹林。その樹間を縫うように、散策路が谷あいの沢につながっています。 数十本のヤマツツジの自生群落を抜けて下ると、冬はサザンカ、サンシュユ、そして、春はシキミやウツギ(写真)が可憐な花を咲かせます。 歩くこと数分で、道はハ…

すみれ スミレ 菫

先日、マルヤガーデンズのジュンク堂書店で、可愛い一冊を見つけました。 「スミレハンドブック」。 毎春、ニュースや新聞が桜の開花で賑わう頃、地面には人知れず小さな花たちが次々に咲き始めます。スミレもそのひとつ。この庭にも数種類の山スミレが咲き…

緑陰のウツギ

TAO Cafeの裏山、といってもCafeは標高400mの丘の上にあるので、見下ろす形になるのですが、その一角の「お客様スペース」です。 先日訪ねていただいたお客様が撮影された一葉が、とても、素敵に撮れているので、アップさせていただきました。 椅子の向こう…

雑木林の花が

カフェを訪ねるお客様の楽しみは、もちろん、北欧紅茶もありますが、 それに加えて、カフェを囲む庭とその下に広がる山の緑の中を散策することのようです。 この季節、谷間の沢につながる山道を歩いていて、 ふと、道の枯葉の上に、白い可憐な花が落ちている…

南限のミズナラ

Cafeの門を入ると、庭先にミズナラの花が垂れ下がっています。 緑に包まれた枝先から、滴るようにぶらさがる独特の花は、 さながら水の流れ、小さな緑の滝のようです。 この木は寒冷な気候を好み、鹿児島県高隈山を南限としているといいますから TAO Cafeの…

緑萌ゆ

今年のゴールデンウィークは本当に好天に恵まれましたね。行楽地の喧騒をよそに、TAO Cafe周辺はこの一週間、静かに全山緑に包まれていました。 アヤメやウツギ、野バラ、アグロステンマなどが咲き、 下の谷間では、キツツキが忙しなく巣穴作りの工作音をた…

天国まで1マイル・・

天候が春と冬を行ったり来たりしているうちに TAO Cafeに本格的な新緑の季節がやってきました。 オオデマリ、コデマリが咲き乱れ、 はっと気が付くと、庭の隅にクロユリの姿が・・。 鹿児島湾を望む斜面に群生するヤマツツジの赤に、 ようやく咲き始めたヤマ…

鹿児島湾・・・

かつて、この一帯は薩摩藩が管理する九州一の馬牧場だったそうです。 江戸時代の最盛期、一時は3千頭近い馬が放牧されていました。 桜島の安永噴火で膨大な火山灰が降り積もり、牧場は閉鎖されましたが、 その名残りは、「霧島市福山町牧之原」という地名と…

一気に新緑

驚くような寒さが続いた先週とは打って変わって、この週末の鹿児島は、再び、新緑の気に溢れました。 TAO Cafeの周囲の緑も濃さを一気に増して,ヤマフジが今にも花弁を垂れそうな。ヤマツツジも満開です。 季節の巡りの律儀なこと! ヤマモミジも燃え立つよ…

ハルリンドウ

庭先の斜面のあちこちに、ハルリンドウが咲き始めています。Cafeのオープンに先立つ日々、 まだ、この地が鬱蒼とした森だった頃から この土地に自生していた花々です。落ち葉の重なる山径の傍や菖蒲の小さな群生エリアに 朝日を浴びて開く青紫の花たち。 ふ…

TAO Cafe オープン

桜島と錦江湾奥を望む丘の上に、この春、TAO Cafeがオープンしました。優しく、穏やかな春風がそよぐ庭では、冬の厳しい寒さに耐えた山野草やヤマツツジ、オオデマリやウツギが花を咲かせ始めています。 年年歳歳花相似 歳歳年年人不同律儀な季節の巡りに呼…