2012-01-01から1年間の記事一覧

天へ

この季節、庭や山に咲く花にばかり目が行ってしまいますが、草取りをしながら、疲れた腰を伸ばすように空を見上げると、スギの樹に巻きついたツルも若葉を光らせています。照葉樹林にはツル系植物はつきものですが、Cafeの裏庭はちょうど、照葉樹林と戦後に…

桜貝

土地に出逢い、土地を耕し、家を建て、この7月で丸5年になります。季節の移りを身近に感じながら、早いものです。目の前に広がる照葉樹林の山と、長年この地で命を育んできた木々や草花の風景に繋がるように、邪魔しないようにと、庭に花を植えてきました。…

どや顔!

5月に入り、カフェのオープンに合わせてくれたように、庭には色とりどりの季節の花が咲き始めています。山ツツジやウツギがそろそろ終わり、入り口から奥まで続くアジサイが、剪定の時期に気を配ったせいか、今年はたくさんの花芽をつけています。 何かと滞…

新緑の中に紫

アプローチの庭にアヤメが咲き始めました。この連休中、梅雨の走りのように小雨が続く鹿児島ですが、雨に洗われた若緑の中に、アヤメの紫がとっても似合います。赤と青という正反対の色を混ぜた紫は、昔から高貴、上品を表現する色として知られています。お…

お待たせしました

あっという間に桜の季節が駆け去って、牧之原の高原は若葉が燃え立つ時期になりました。11本の桜と前後しながら咲き競っていたハヤトミツバツツジやムスカリ、紫木蓮、水仙、カタクリなどに代わって、クレマチスや一面のヤマツツジ、ウツギ、ハクサンボクな…

Happy Easter!

週末は1日ががりの庭作業で、へとへとながら気持ちのいい初汗をかきました。 やってもやっても終わらない庭の草取りや苗の手入れに、ポケットに入れた万歩計の数字もぐんぐん増え続けます! 桜の花びらが風に舞うなか、地面に身体を近づけて作業をしていると…

湾奥が国立公園に

あっという間に四月がやってきました。Caféの庭には11本の桜がありますが、カワズザクラは散ってしまったものの、寒緋桜とソメイヨシノは今が盛り、遅まきながらヤマザクラも可憐な花を咲かせています。3月16日、霧島錦江湾国立公園が誕生しました。日本の国…

一番桜

3月11日…あの日からちょうど一年目を迎えた牧之原は、海からの強い風が終日吹き付けています。言葉に尽くせない一年間でした。海から山腹をはいあがる風に、梅に次いで、この庭で真っ先に春を告げてくれるカワズザクラの花が揺れています。被災地だけでな…

ネコヤナギ

南側の山腹斜面、散策道のそばにネコヤナギの花穂が姿を見せてくれています。 朝からの小雨が上がり、弱い日差しが差すと、銀白色の穂についた雨粒が輝いて春を感じさせてくれます。アプローチの入口の梅も五分咲き、その近くでは菜の花の株が一気に育ち始め…

早春の日差し

♪ 春は名のみの 風の寒さや…「早春賦」の歌の通り、立春を過ぎても、標高400mの牧之原は一面の冬枯れ。デッキの目の前の照葉樹の森だけは、青々とした緑を見せていますが、庭のクヌギもコブシもクリの木もヤマモミジ、ネムノキも、全ての葉を落として、冬眠…

ブラウニーと、その仲間たち

牧之原は、週末から再びの寒波。 外のバケツの水は厚い氷となり、キッチンのオリーブオイルもクレンジングオイルも固まってしまう始末でした。 そんな中、寒さをものともしない仲良し5人組が、久しぶりに集まりました。 ブラウニー、コリーのジュン、シェパ…

春の足音

東北、北陸は例年にない豪雪が続いていますが、この週末の鹿児島は穏やかな春日和に恵まれました。 陽気に誘われて、庭の落ち葉を掃いていると、あちこちに小さな花芽が…そう、蕗の薹です。 落ち葉が積もって、冬の冷え込みから守られた土の中で、しっかりと…

原発事故余波

薪ストーブ用の薪が少なくなって、いつも注文する徳島県の薪業者さんに発注しようと思ったら、すべて「Sold out」。 じゃ、他の所で…とネットであれこれ調べたのですが、全国各地、どうしたことか、どこも売り切れでした。 このままでは、本格的な春の到来ま…

ブラウニー始動!

このところの寒波で、牧之原台地は朝から晩まで薪ストーブが欠かせない毎日です。ストーブの前で、いつも、のんびりと寝そべっているブラウニーですが、やはり、お外がお好き。 暖かな昼下がりは、海側の山道を駆け下りて、伐採された林の中を思う存分走り回…

新年のご挨拶

2012年、明けましておめでとうございます。昨年のお正月は一面の銀世界でしたが、今年は穏やかなお天気で新年が明けました。玄関の飾りは、「○○梅」(名前を忘れました!)を組んだ130センチほどの高さのものに、キャンドルを立てたもの。外の冷気の中で、小…