緑萌えて…

この週末のTAO Cafeの風景…門扉の向こうは一斉に緑が萌えたって、建物が見えなくなってしまいました。この時期の木々、草花の育ちの速さに、本当にびっくりしてしまいます。 門扉前のオオデマリは白い毬のような花を思い切り開きましたし、その近くでは菖蒲…

新緑の姫!

Cafeの周囲を取り巻く森の若葉が一斉に燃え立って、一年で最も爽やかな季節を迎えました。 オオデマリやコデマリ、シャクナゲなどに続いて、数十本の自生のヤマツツジも花を開き始め、デッキ南側の斜面を紅く彩り始めています。草取りや柑橘類の樹木への肥料…

ヨモギパン

昨日のヨモギペーストで、早速パンを焼きました。 まだ気温がパンを焼くのに十分ではないので、発酵には工夫が必要でした。 パン生地を二重に包み、温度と湿度が最適な、お風呂に浮かべてみました。 オーブンの発酵機能を使えば楽なのですが、昨日のヨモギ摘…

母の背中

カフェの再開に向けて、庭作業も徐々に進んでいます。 冬の間、植物を寒さから守ってくれた落ち葉を取り除くと、花々の足元が光を受けて若々しい姿です。 庭の春の食材も、蕗の薹の天ぷらに始まり、タラの芽、タケノコ、ツワブキを様々にいただき、苦みと栄…

再開!

春の嵐が去り、きょうは特に新緑のグラデーションが美しく映ります。 ヤマツツジの大木の群生も色づきはじめ、ヤマフジの蕾も膨らみ、アジサイも花芽をつけ、庭はこれから、休みなく植物の色に染まりそうです。 画像は、先週末の最後の桜です。階段下のテー…

バルカンの花

しばらく留守にしていたら、今春の暖かさも手伝って、庭の木々や花々が目を見張るほどの成長ぶり! 桜や水仙はピークを過ぎ、ヤマフジやヤマツツジの花芽が、早、膨らみ始めています。ウグイスも、朝6時過ぎになると一斉に鳴き始めます。 邪魔をしてはいけな…

いい女たち

以前、「森の中の人形」で紹介した、福岡に住む友人と、久しぶりにメールでやり取りしました。彼女とはお料理の話など、いつも盛り上がるのですが、私が、パンを食べたいわ〜と伝えると、「よし、今から焼いて送るわ!」と即答。翌朝、焼きたての香りと一緒…

Brian’s Eye

鹿児島市の山形屋デパート画廊で、ブライアン・ウィリアムズさんの個展が開かれています。 ブライアンさんはペルー生まれで、いまは琵琶湖畔に住む米国人画家。日本滞在は40年になり、この間、田園地帯の四季折々、昔ながらの懐かしい風景を描き続けてきまし…

開花宣言!

このところの陽気に誘われて、坂道を上がったすぐ、門扉の手前にある桜が開花しました。咲いたのは、カワヅザクラ(河津桜)。オオシマザクラ(大島桜)とカンヒザクラ(寒緋桜)の交配種といわれる伊豆半島原産の桜です。まだ十数輪が開いただけですが、濃…

夕焼け噴火

牧之原の丘の魅力の一つは、南西約15キロにそびえる桜島の姿でしょうか。 鹿児島といえば桜島、といわれるほど全国的に知られた活火山ですが、ほとんどの画像は鹿児島市側から撮影されたもの。ここから見えるのは、その丁度反対側からの眺めになります。鹿児…

芽吹き

ここのところ牧之原は週末ごとに好天に恵まれて、庭の木々も一気に芽吹き始めました。梅の花は、ただいま、五分咲き。その傍の寒緋桜も蕾が割れ始め、カワヅザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノも例年以上のつぼみをつけています。 今年の春は、10本ほどある桜…

春の使者

鹿児島地方は4月中旬並みの気温になりました。この暖かさに誘われるように、庭先でフキの薹(とう)が顔をのぞかせています。フキの薹はフキの花のつぼみ。寒い冬の季節を土の中で過ごし、早春の日差しに惹かれるように、真っ先に地表に立ち上がります。これ…

雪だるま

例年だと、今頃は雪景色の画像をブログにアップしたものですが、今年は、気温は氷点下にはなるものの、ちらほらと粉雪が舞うくらい。 南国とはいえ、子どもたちが、外で元気に雪だるまを作ったりする楽しみも欲しいものです。 こんな可愛い画像をいただきま…

kohlrabi!

週末に訪れる地元の物産館で、「コールラビ」という新しい野菜に出会いました。私が知らなかっただけで、定着はしなかったものの、ずいぶん昔からあるお野菜のようです。 キャベツの仲間で、名前の由来は、ドイツ語でキャベツを意味するコールと、カブを意味…

鬼!

初雪の粉雪が舞い、庭はすっかり冬枯れの風景です。そんな折、久しぶりに都城のフレンチレストランに出かけて、会話に花を咲かせました。 こちらのお店は、シェフがマキシム・ド・パリで修行された後、1982年に開業され、昨年10月に30周年を迎えたそうです。…

冬晴れ

今日の鹿児島はうららかな、春を思わせるような陽気でした。 もちろん、この時期ですから、庭のガマズミやコブシ、コナラ、 ヤマボウシなどの木々は全ての葉を落としていますが、 いつも一番に開花して春を告げてくれるハヤトミツバツツジや梅の芽が 大きく…

クリスマスローズ

レモンと格闘!しながら、しばし小休止。 新たなものを生むには、その環境を離れるのがいいわと、きょうはリンゴを使ったクランブルケーキを作りました。 上がクランブルでサクサク、下はクリームのソースで仕上げたリンゴがしっとりの、素朴な優しいお菓子…

第2弾!

レモン、第2弾。無農薬のレモンをいただいた際に、「レモンの皮を使える!」と、真っ先に思いついたのが、これ。プリザーブドレモン。 レモンに切り込みを入れて、大量の粗塩で漬けていく、何とも言えない複雑なスパイスに仕上がります。 日本の梅干しにも似…

レモン尽くし

指宿の農家の方から、嬉しいプレゼント、無農薬レモン10キロをいただきました。 まずはレモン果汁をそのまま味わいましょうと、鯖の塩焼きに数滴。酸っぱいだけではなく、独特の旨みのあるレモンに大満足! 箱いっぱいのレモンを眺めながら創造意欲がかきた…

謹賀新年

あけまして おめでとうございます ♪2013年の初春、鹿児島は穏やかな年明けを迎えました。牧之原の台地も、少し風が強かったものの、冬の柔らかな日差しが降り注いで、静かな三が日です。昨日は、地元の宮毘神社に初詣に行ってきました。 この神社、田園地帯…

このところの寒波襲来で、牧之原台地は連日、最低気温が氷点下に…。全国のアメダスで調べたら、ちょうど山陰地方の島根、鳥取県並みの冷え込みです。日本列島の南の端の鹿児島とはいえ、標高400mですから、鹿児島市内と比べても平均4度から5度程度、気温が…

Green&Red

敷地内を散歩しながら、棘に刺されながら集めた野イバラの赤い実と、色の綺麗な枯葉を使って、リースを作りました。 といっても、手先の不器用さがバレバレの、クルクルと丸めただけの歪な形!薪ストーブの炎と、野イバラの赤い実と、常緑の庭の緑で、山の家…

四重の像

鹿児島といえば、全国一の畜産県。その最大の畜産基地が、牧之原のある大隅半島です。鹿児島大好きな鎌倉の友人がやってきたのを機会に、曽於市岩川にある「やごろう農土家市場」を訪ねました。地元の肉、お米に野菜、お隣の志布志の水産物と…新鮮な食料を求…

灰かぶりの柚子

この季節になると、物産館には大小不揃いの柚子が山のように並びます。 降灰のせいで、綺麗な黄色い皮とはいきませんが、割ってみると、小さいながら、濃厚な香りとしっかりした果肉で、これぞ柚子!。大量に仕入れた柚子、まずは、柚子の絞り汁と黄色い皮の…

常備菜

冬の常備菜をつくり、唐津の大中小の器に盛ってみました。 大の器、先日干した大根で、大根キムチに仕上げました。韓国料理屋の女主人に、味を決める調味料の「ダシダ」「カナリエキス」「アミの塩辛」をお裾分けしていただいて、本格キムチの出来上がり。熟…

晩秋の紅

納戸越しの庭の紅葉を写した一枚、一昨日、アップしましたが、今度は庭の側から撮影した一枚です。真ん中に立つのが、この庭のシンボルでもあるクリの巨木。今年は、ほとんど実がなりませんでした。その周囲を囲むように、ヤマモミジ、ウチワカエデ、ヤマボ…

色々・・

今夜は冷えましたね。 昨日のドミノを並べたような干し大根が、グッと美味しく仕上がりそうです(笑)寒風にさらされて、庭のヤマモミジ、ガマズミ、コナラ、カエデ、ヤマボウシ、ブルーベリーの木まで、個性豊かに色づいて、どの季節も1本で立っている木に…

牧之原台地は、いま、秋の収穫の真っ盛り。近くの野菜販売所でも、サトイモ、ニンジン、セロリ、白菜、キャベツ、パプリカ、ヤマイモがびっくりするような安い値段で並んでいます。これからの季節、常備菜としての漬物は欠かせません。ということで、納戸に…

一面の黄色

この週末、牧之原は時雨模様。この秋一番の冷え込みで、冷たい雨が降り注ぎました。そんな雨に、庭のツワブキの黄色が一段と映えます。 もともとこの地に自生していたツワブキですが、今年は雑木を伐採した山の南斜面にも広がって、いたるところに花を咲かせ…

秋の庭

先日のブルーベリーの収穫時に添えた花、「アノダ・クリスタータ」が次々に咲き始めています。1日花なのですが、霜が下りるまで咲き続けるという、この可憐で繊細な姿にしては頼もしい強さです。カフェの庭も秋を迎えて、自生のホトトギスや、この土地の整地…